【CentOS7】CentOS7でMariaDBをインストール~外部接続まで
今回はCentOS7上でMariaDBをインストールする方法を記載します。
※CentOS7より前のCentOSの場合はサービス起動やポート開放の方法が異なります。
MariaDBとは?
MariaDBはMySQLと互換性の無料のDBです。MySQLからフォークされて開発されたので、基本的な部分の多くはMySQLと同様になります。
ただし、設定ファイルの記載などはMySQLと異なるので、気を付けましょう。
どうでもいいことですけど、ロゴのアシカ可愛いですねw
MariaDBを設定する
MariaDBをインストールする
まずはMariaDBをインストールします。yumコマンドを使用します。
yum install mariadb mariadb-server
文字コードを変更する
DBの文字コードをUTF-8に変更します。
vi /etc/my.cnf
内容に以下を追加します。
character-set-server=utf8
サービスを起動する
MariaDBのサービスを起動し、DBを使えるようにします。
systemctl enable mariadb.service systemctl start mariadb.service
エラーが発生していなければOKです。
rootユーザのパスワードを変更する
rootユーザのパスワードを変更する方法は2つあります。
一つ目の方法はこちらのコマンドです。
mysqladmin -u root password "パスワード"
これでOKです。
二つ目の方法はmysqlコマンドでDBへアクセスし、変更する方法です。
mysql -u root -p
MariaDBへアクセスできたら以下のコマンドを実行します。
update mysql.user set password=password('パスワード') where user = 'root';
ポート開放をします
ポート開放をします。CentOS7からはiptableがなくなっており、firewallが代わりとなっています。
なので、こちらの設定を行います。
firewall-cmd --zone=public --add-port=3306/tcp --permanent
今回はポートを指定してポート解放を行いましたが、サービス名を指定してサービスに紐づくポートを解放する方法も使えます。
firewall-cmd --permanent --add-service=mysql
いづれかの方法でポート開放しましょう。
ポート開放の設定をしたら、firewallを再起動して設定を有効にします。
systemctl reload firewalld.service
MariaDBユーザでの外部接続を有効にする
以下の設定では外部接続を可能にできます。しかし、この設定ではすべてのアクセスが有効になってしまいますので、本番等でのこの設定はしないようにしましょう。(%部分をテーブル名などに変えてください)
grant all privileges on *.* to "ユーザ名"@"%" identified by "パスワード" with grant option;
最後に
これでMariaDBが外部から接続可能になります。MariaDBって本当にMySQLとほとんど変わらないです。
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