【Ubuntu】ターミナルのビープ音を消す
以下の記事でWindows subsystem for linuxでUbuntuの導入を行ってきました。今回はその続きでUbuntuターミナルを使っていると気になるビープ音を消す方法を紹介します。
※本記事ではWSLで行っていますが、通常のUbuntu環境でも同様です。
ターミナルのビープ音
Ubuntuでターミナルを使用しているとデフォルト設定では、ユーザ操作によってビープ音がなることがあります。例としては、ターミナル上で右の文字がない状態で右矢印を押したりすると鳴ります。
不可能な操作の警告として出してくれているようなのですが、だいぶうざいです。
ターミナルのビープ音を消す
ビープ音の設定は「/etc/inputrc」で管理されているようです。
以下のコマンドなどでファイルを編集しましょう。
sudo vim /etc/inputrc
編集画面を開いたらどこかに以下の記載があるはずです。
# do not bell on tab-completion # set bell-style none # set bell-style visible
上記の真ん中の行のコメントアウトいかのようにすればOKです。
# do not bell on tab-completion set bell-style none # set bell-style visible
一度ログアウトし、再ログインすればビープ音がでなくなっているはずです。
ターミナル上でビープ音は消えましたが、実はVimの編集操作でも同じことが起きますので、こちらの設定も行います。
Vim使用時のビープ音を消す
ビープ音の設定は「/etc/vim/vimrc」で管理されているようです。
以下のコマンドなどで編集しましょう。
sudo vim /etc/vim/vimrc
編集画面が開いたら最下部に以下を追加しましょう。
set visualbell t_vb=
これで設定は完了です。Vimの場合は再ログインは不要であるはずです。
さいごに
地味にうざいビープ音を消す方法でした。
この記事が皆様の参考になれば幸いです。
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