【gRpc】シンプルなgRpc用のテストクライアントツール「BloomRPC」の紹介

gRpcに関して勉強を始めてみたのですが、curlも使えないしpostmanも使えないしサーバ単体での動作確認が面倒でした・・・。なので、今回はgRpcサーバを単体で動作確認するためのgRpcテストクライアントツール「BloomRPC」の紹介です。

環境情報

OS: Windows10
BloomRPC: v1.41

Bloom RPC

私が今回のgRpcテストクライアントツールに求めていたのは以下3点

  • GUIツール ・・・ やっぱりGUIの方が使いやすい
  • 設定項目がシンプル ・・・ 高度な設定はできてもいいけど最初は簡単に使いたい
  • 見た目がごちゃごちゃしていない ・・・ シンプルなのがいい

というわけで「BloomRPC」というgRpcクライアントを見つけました。

BloomRPCのインストール

homebrew caskに対応しているとのことなので、Macの方の場合以下コマンドでOKです。

brew cask install bloomrpc

私の場合はWindowsなのでインストールファイルをダウンロードしてインストールしました。githubのReleasesにおいてります。

BloomRPCを使ってみる

とりあえず起動!

白基調で見た目がシンプルでとても良いです。使い方は以下3ステップ

①サーバアドレスを設定する

server address欄にサーバのアドレスを入力します。

②protoファイルの配置ディレクトリを選択する

左上のアイコンを押下し、protoファイルの配置ディレクトリを選択します。

③protoファイルを選択する

左上の+ボタンを押下し、動作確認を行いたいproto定義を選択します。

これで設定は完了!そうすると以下のような表示になっているはず。

Editorの欄にリクエストに必要なパラメータがjson形式で表示されると思うので、サーバ側に送りたいパラメータに変更し動作確認できます。

また、gRpcのmetadataが必要な場合はmetadata欄にjson形式で入力できます。

あとは真ん中の再生ボタンを押下すると実際にリクエストが飛びます。

ただ、gRpc用のサンプルコードをまだ実装していないため、実際に使うのは次回の記事からになりそうです。